やさしい情報科学とライフイノベーション公開講座を開催致しました。

 

2012年10月27日(土)13:30開演

北海道大学 学術交流会館にて

 

我々の社会の持続可能な発展(Sustainable Development)に資する教育に貢献するために,情報科学研究科の教員3名が公開講座「やさしい情報科学とライフイノベーション公開講座―体験しながら学ぶ理科・科学入門教室」を開催致しました.

本行事は,情報科学研究科では,初めての試みであり,最先端・次世代研究開発支援プログラムの支援を現在受けている教員が自主的に開催を提案して実施した催しです.

そこで,私達の暮らしの中で将来利用されることになる革新的技術(イノベーション)に関わる最先端研究を,科学・技術を専門にしていない一般の人にも理解できるように,やさしく説明しました.

 

特に,次の3つの具体的なタイトルを掲げて,

各1時間程度の講演を致しました.

(1)キラル分子の追跡              

(大学院生体物理工学研究室 平田拓教授)

(2)脳外科手術シミュレータ           

(大学院システム共創情報工学研究室 近野敦教授)

(3)耳の不思議と代替機械           

(大学院生体計測工学研究室 舘野高教授)

 

アンケート結果には,聴講者の声として,「生命科学と情報科学を組み合わせた興味深い研究の話が、とても分かりやすく聞けて良かった」や「情報とライフサイエンス・医学等をつなげる分野の広さを知ることができ興味深い話ばかりでした」が多く寄せられました.

SDの基盤として,生命科学とITの境界分野への関心の高さが伺えた講座となりました.

 

ご参加いただきました皆様に、心より感謝申し上げます。